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全ての人は、「社会を構成する一員」として存在している


ほとんどの人は意識していないと思いますが、人間は社会的生き物なので、全ての人は、「社会を構成する一員」として存在しています。


例えば、現在の日本には、1億人以上の人が暮らしていますが、私たちは全員、その中の一人として存在しています。


また、日本には、憲法、法律、経済の仕組み、教育の仕組み、税金の仕組み、政治の仕組み、交通ルール、その他、様々な仕組みがあります。

そして、全ての人が、それらに則って生きることによって、それらが機能し、日本の社会は成り立っています。

つまり、私たちは全員、「日本の社会の仕組みを機能させている一人」として存在しているのです。


また、全ての人は、経済活動、社会活動、文化活動、その他、様々な活動をしていますが、日本の社会は、それらの活動によって成り立っています。

農業、漁業、林業、建設業で働いている人がいます。スーパー、飲食店、工場で働いている人がいます。バスやタクシーの運転手、パイロットをしている人がいます。芸能、スポーツ、メディアの世界で働いている人がいます。IT、医療、福祉の業界で働いている人がいます。警察官、教師、弁護士、政治家として頑張っている人がいます。

その他にも、地域貢献、社会活動、ボランティア活動等を行なっている人がいます。

日本の社会は、このような、日本に住む全ての人の様々な活動によって、成り立っているのです。

つまり、全ての人は、「日本の社会を成り立たせる活動をしている一人」として、存在しているのです。



このようなことから、「全ての人は、社会を構成する一員として存在している」と言うことができます。


人間は社会的生き物なので、全ての人は、社会の中で生活しています。

そして、その社会は、全ての人の様々な活動によって成り立っているのです。

一人ひとりの活動の規模は、とても小さいですし、影響力も、とても小さいです。

ですが、一人ひとりが様々な活動をすることによって、人間社会は成り立っているのです。


ですから、このことから、「全ての人は、社会を構成する一員として存在している」と言うことができるのです。



全ての人は、「社会を構成する一員」であり、「社会を支える重要な存在」です。

全ての人は、良くも悪くも、「社会に影響を与えている存在」なのです。

また、このことから、「全ての人は、本質的には、協力関係、仲間関係にある」と言えるのです。



さて、それでは、私たちは、「社会を構成する一員」として、どのような生き方をするべきなのでしょうか?


自分のことだけを考え、自分勝手な、わがままな生き方をするのでしょうか?

困っている人や社会の問題に無関心な生き方をするのでしょうか?


それとも、社会全体のことを考え、周りの人に対して思いやりを持って接し、気遣いをし、困っているときは助けるといった、「道徳的生き方」をするのでしょうか?


私たちは全員、「社会を構成する一員」です。

ですから、私たちは、当然のこととして、社会全体のことを考え、周りの人に対して思いやりを持って接し、気遣いをし、困っているときは助けるといった、「道徳的生き方」をするべきだと言えます。


世界の多くの人が、自分勝手に、わがままに行動し、困っている人や社会の問題に関心を持たずに生きていたら、社会の秩序は確実に乱れてしまいます。

そして、社会の秩序が乱れてしまったら、私たちは、幸せを感じる事ができなくなるのです。

ですから、私たちは、常に、当然のこととして、「道徳的生き方」をするべきなのです。


人間は、誰も完璧ではないので、常に、そのような生き方ができるわけではありません。

ときには、真逆のことをしてしまうこともあると思います。

ですが、基本的には、常に、当然のこととして、「道徳的生き方」をするべきなのです。



全ての人は、「社会を構成する一員」「社会を支える重要な存在」「社会に影響を与えている存在」です。

また、全ての人は、本質的には、協力関係、仲間関係にあります。

ですから、私たちは、常に、当然のこととして、社会全体のことを考え、周りの人に対して思いやりを持って接し、気遣いをし、困っているときは助けるといった、「道徳的生き方」をするべきなのです。



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