やまと式道徳教育は、「共存共栄の世の中」を基準にし、それを実現させ、維持するために必要となる「観点」「人間のあり方(道徳的資質)」「人間関係のあり方」等を導き出し、体系化したものです。
解説
やまと式道徳教育では、「世界は『全ての人が幸せを感じられる状態』であるべきである」と考えています。
また、この「全ての人が『幸せ』を感じられる世界」を「共存共栄の世の中」としています。
ここで言う「共存共栄の世の中」とは、「『世の中に存在する全ての生物』の『尊厳』が保たれている世の中(全ての生物が、『価値ある存在』『尊い存在』として認められ、大切にされている世の中)」のことです。
また、それは「戦争がない」「犯罪がない」「いじめがない」「自殺者がいない」「病死、事故死がない」「交通事故がない」「失業率が低い」「貧困率が低い」「衣、食、住等の、生活に必要なものが行き渡っている」「子供からお年寄りまで、全ての人が、健康に安全に暮らせる環境である」「教育が行き届いている」といった世界のことです。
また、この「共存共栄の世の中」においては、世界の全ての国の政治、経済、教育、税等のシステム(仕組み)、また、国際ルール等の世界の全てのシステムが、「共存共栄の世の中」を成り立たせるために機能しています。
また、世界の全ての国家、企業、宗教、民族、その他の組織や集団、また個人が、「共存共栄の世の中」が維持できる範囲内で、自由に活動しています。
やまと式道徳教育では、このような「共存共栄の世の中」を基準にし、それを実現させ、維持するために必要となる「観点」「人間のあり方(道徳的資質)」「人間関係のあり方」等を「道徳」として教えています。
世界の全ての人が、そのような「道徳」を身に付ければ、「共存共栄の世の中」が実現し、維持され、世界の全ての人が「幸せ」を感じることができるのです。
さて、エミール・デュルケムという社会学者がいますが、彼は、「道徳とは、規律(社会の秩序を維持するための規則・行動規範)のことである」と考えました。
「社会の秩序」を維持するためには、基本的には、全ての人が「社会の秩序」を維持して生きる必要がありますが、それは、つまり、「全ての人が、『社会の秩序を維持するための規律』に則って生きる必要がある」ということです。
この「規律」は、明文化されているわけではありませんし、強制力があるわけでもありません。
ですが、いずれにしろ、「社会の秩序」を維持するためには、全ての人が、「社会の秩序を維持するための規律」に則って生きる必要があります。
デュルケムは、そのような「規律」を「道徳」と捉えることが重要であると考えたのです。
やまと式道徳教育は、そこから一歩進めて、「『共存共栄の世の中』を実現させ、維持するための規律」を「道徳」と定義しています。
やまと式道徳教育は、「共存共栄の世の中」を基準にし、それを実現させ、維持するために必要となる「観点」「人間のあり方(道徳的資質)」「人間関係のあり方」等を導き出し、体系化したものです。